私、ざまぁをするはずだったんですけど…!~悪役令嬢の娘ですが、何故かヒロインの息子に溺愛されています~
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私、ざまぁをするはずだったんですけど…!~悪役令嬢の娘ですが、何故かヒロインの息子に溺愛されています~

クレイン/三廼

主人公以外は皆微妙😫

ネタバレ
2025年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ どうしても公爵家の執事が父を足蹴にするシーンが腹立たしくて😖
妻を褒めたり擁護したりしても『黙っていろ』と蹴られ…
一応、妻子の前だよ?王の前だよ?
なんでただの使用人が足蹴にするのさ。速く縄を解けよとずっと思いながら読んでいてストレスだった💦
で、読んでて『えっ〜〜〜‼️』って言いたくなった。
まぁ、そうなるだろうなとは思ってはいたんだけど、母が国に帰りたくないと言い張り、主人公は自分が代わりに行き、また戻って来ると話しムカつく使用人と公爵家へ。
公爵家では、祖父母が歓迎してくれ、実はほとぼりが冷めたら修道院から母を出し公爵家へ戻そうとしていたと。でも、その修道院へ行く途中に執事見習いだった父に唆され無理矢理連れ去られたと…
主人公は父母は愛し合っており、父は母をとても大切にしていると主張するも根深い怨みが祖父母にはあり…
で、ある時王宮へ行くことに。女官に案内されガゼボへ。小休憩している所に『母を貶めた元王太子と浮気相手の男爵令嬢との間の子。現在はこの国の陛下』ヴァレリオが来る。ヴァレリオとルチアの婚姻を持って、以前の愚かな王子と男爵令嬢の恋の世代を越えたやり直しとして王族と公爵令嬢のハッピーエンドを目論んでいた。
ルチアは父母を見て育ってきたので愛のある結婚をしたいと思っていて、反対に初めは運命の恋とか宣っていた王子と男爵令嬢の現在は破綻している関係を見てきた陛下は愛や恋を信じていなくて、もちろんルチアは愛のない、今後も持てそうもない関係での婚姻は拒否する。
ってかさ、やっぱりだよねと思った。公爵夫妻(祖父母)はルチアを利用する気満々だったじゃん。何かあれば直ぐ情に訴えかけ、泣き落とし。人の良いルチアは何も言えなくなる…って。それに逃げようとしても無理だし陛下との婚姻に対してはガンガン外堀を埋め、ほぼ監 禁生活だし。ずっとモヤモヤしながら読んだ。まぁ、最終的には絶対に言わないだろうなと思っていた愛の言葉がヴァレリオから聞けたけど…でも、何だかモヤモヤが昇華出来なかった。
母に酷い事をしたと思っていた元凶達の事や父の事。何だかさらにさらにモヤモヤが😖
それに今後王妃としてこの国の人達を守っていくんでしょ?心情的に本当に大丈夫?とか思ってしまった。
うーん。愛はあるのかも知れないけど、主人公は是非とも全て捨てて自立して自由に生きてほしかった。
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