偽りの花嫁~操られた令嬢は冷酷公爵に溺愛される~【電子単行本版/特典おまけ付き】
」のレビュー

偽りの花嫁~操られた令嬢は冷酷公爵に溺愛される~【電子単行本版/特典おまけ付き】

清正恐紫/関谷れい

なにやら複雑

ネタバレ
2025年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 父親を事故で亡くし、身体の弱い母親と弟妹を養う為、リオノーラは仕事を掛け持ちして奮闘中。ある日、仕事先へ向かう途中に拐われる。家族を盾に取られ、別人の貴族令嬢にすり替わることを承諾する。結婚相手のディナンドとその家族にも何やら隠し事がある様子。最近亡くなったディナンドの母親の死因も気になる。まず、序盤で思うのが、リオノーラを拐ったゴッドウー公爵婦人のイカレ具合。読み進めるうちに彼女の過去も明らかになるが、ただ胸糞悪い気持ちになるだけで、1ミリも同情出来ない人物であるという事実。ディナンド側の隠し事があきらかになっても、公爵婦人の自分本位な性格が全ての発端であり、はた迷惑なだけのオバサンとしか思えない。個人的には、主役を喰ってしまっているくらい気になる人物。この作品、長期連載したらもっと面白くなるような気がするのは私だけだろうか?
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!