シャングリラの鳥
」のレビュー

シャングリラの鳥

座裏屋蘭丸

小鳥が羽ばたく日が来るのか

2025年7月16日
それぞれ違う傷を心に刻んだ2人が、
シャングリラで出逢う物語。
おとぎ話じゃないから、
簡単にハッピーエンドにならないし、
罪深いことも後ろ暗い秘密も持ち合わせてる。

羽を指に刻んだ小鳥が羽ばたくことを赦してくれるなら、
外の世界へ旅立たせてあげて欲しい。
本ばかり読む騎士も一緒にシャングリラから出て幸せに。

解決すべき問題が幾つかあるけど、
法曹界の彼が協力してくれたら、
どうにかなるかもしれない。

そしてこの作品を読んで更に、
タトゥーの概念が日本と海外では全然違うなと、
感じ、想いました。
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