捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです@COMIC
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捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです@COMIC

柑奈まち/カレヤタミエ/駒田ハチ

ヒロインがカッコいい

ネタバレ
2025年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自立心旺盛なヒロインに好感です、自分には出来ないと思っているから憧れもあるんだろうなあ。上に立つ人間としての能力もあるし、領地経営(村営?)はこれからでしょうが、それまでの彼女の人生で培って努力してきたことがあって、多少なりともの自信があるのだろうし。もっとも彼女が断罪シナリオを避けるために消去法的に選んだ道、という側面はあるので、ままならぬ現実で頑張るというストーリーも受け入れやすかったかな。前世の知識や経験が多少役に立つのと、従者に恵まれたという、小吉程度のチートはあるものの、一応家族な人々が一切味方になってくれない中で行動を起こしていくヒロインは応援したくなるキャラでした。
【追記】2巻まで読み、ヒロインの現実が順調で非常に良かった。自身の経験から優しい場所を求めるヒロインなので、実際だったら彼女の優しさに漬け込んで、サボったりズルをしてくすねたりする人がいそう、平民や農奴として貴族世界に虐げられる人生だったら余計にまっすぐな気持ちでは生きられないと思う。でもそこはファンタジーらしく、メルを信じて真っ直ぐ働いてくれる人ばかり。作品中では農奴ではない村人の中にはモヤモヤを感じる人もいると表現がちらっとあったけど。セドリックが睨みを利かせて守ってくれているからメルは性善説で突き進んでいられると思う、マネージャーとタレントさんみたいな関係と思った。あと、実務面でいうとマリーも優秀すぎる。メルも、領主になるまでの間に身に付けた知識や前世チートがあるとはいえ、心折れずにセドリックやマリーときっちり対峙する勇気が偉い。人間関係の摩擦ってなあなあにして避けたいものだし実際そのほうがベターな場合がほとんどだけど。まあその点もファンタジーな人間ドラマとしての清々しさで、読者としては楽しい。次巻も楽しみ。正ヒロインのマリアが、メルを害するような子じゃないといいけど。
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