ずっと読んでいたい。





2025年7月23日
5巻まで読みました。一緒に生きていくってこういうことだよなぁと、寄り添ったり、気遣いあったりする2人を見て思う。あぁ、いいなぁ。二人が日々を生きる姿に何度もホロリとしたり、勝手に励まされました。歳を重ねるに連れてなんだか見えてくるものが増えて、抗えない変化やこの先のことに不安になったり、祈るような気持ちになることが多い。どうかみんなが幸せで、元気でいてほしいって本当に心の底から祈るような気持ちになることが。だからこの物語に共感してしまう。それにしても二人が再会したのがあのタイミングでよかった。だって久慈の大切な家で過ごした時間、あの場所の空気を一緒に思い出して懐かしい、好きな場所だったと昔話をしたり懐かしんだりできる相手が近くにいるって幸せなこと。私自身も実家がもうないので、そういう話を実感を伴って共有できるのはきっとこの先妹だけになるから。こうやって悲喜交々いろんな時間を重ねていって、いつまでも、そしていつか2人がまた縁側で語らう姿をみられたらいいな。この先の2人の物語をずっと読んでいられら、と願いたくなる、そんな作品です。宝物になりました。

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