ベリーズ文庫溺甘アンソロジー2 極上オフィスラブ
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ベリーズ文庫溺甘アンソロジー2 極上オフィスラブ

あさぎ千夜春/佐倉伊織/水守恵蓮/白石さよ/高田ちさき

最後の物語が一番深い愛情だったなあ

ネタバレ
2025年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一番最後の物語が一番深い愛情だったなあと思う。
短期でしか日本に居られないと分かっていてヒロインを育てる事で愛情を注ぎ、男女としての関係を求めずに、ヒロインに伝わらない愛情を5年も注ぎ続けたヒーロー。恋人に本当は恋してなかった事に気付かなかったヒロイン。ヒロイン恋人はヒロインの無意識の心に気付いていてそれでも1年半片思いの恋人関係を続けていて、はたみたら両思いの二人なのに、男女としては結ばれる事はないのに、男女としての緊張感はいつもある二人で。ヒーローは自覚していて、ヒロインは無自覚で。
そしてヒロイン恋人は片思いに疲れてあるいはどこかでヒロインに嫉妬してもらえると期待してたのに、バレてもヒロインは冷静で。ヒーローもヒロインを愛してるのに他の男に取られるの受け入れていて、恋人の浮気に傷ついたヒロインを厳しい愛情で突き放したヒーロー。浮気した恋人がヒーローを愚弄した事で初めて激昂したヒロイン。やっと自分が本当にずっと求めていて守って欲しかった相手はヒーローだと自覚するも、ヒーローの本社への戻りを知らされる。そしてヒーローの帰国前日夜に衝動のままにヒーロー家へ行き、もう二度と恋をしないから、たった一度の恋を教えて欲しい、抱いて欲しいと願うヒロインにヒーローは優しくも情熱を秘めてヒロインを抱く。そして翌朝ヒロインが立ち去ろうとすると、ここからは自分で歩いてこいとヒーローは言葉を残す。ヒーローが愛情で残してくれた物を守る為に、一年仕事に打ち込んで、そしてヒーローの元へのチャンスがある事を知り、ヒーローの別れの言葉の意味がこれだと知りヒーローの元へ来たヒロイン。でもヒーローと接点はなくて独り言の場面でヒーローが現れて頑張ったなとヒロインを抱きしめる。そしてもう離さないと言うヒーロー。大人男女の焦れったくも深い愛情物語である。大きな愛をヒロインに秘めいたヒーローである。
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