「令嬢たちのフルパワー恋愛アンソロジーコミック
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令嬢たちのフルパワー恋愛アンソロジーコミック

有谷実/鯵河/長月おと/芦田ゆり/榛名丼/ユハズ/瀬尾優梨/ななひと/新星緒

星評価は『パン無双令嬢!?〜』に

ネタバレ
2025年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 169ページ。
4作品入りアンソロジー。勢いがあり、変わりダネ作品が多く、なかなか楽しかったです。
〜〜〜〜〜
・『パン無双令嬢!?〜』
聖女として異世界転生してきたのがパン職人で、そのレシピを子孫が受け継いでいるという設定。パンを誇りに思い、パンに邁進し、パン作りで腕力も鍛えられた令嬢の姿が清々しい。恋愛模様にも婚約の理由にもとにかくパンを絡めてくるのがなんか面白かったです。パン美味しいよね、パン大好き。これが一番面白かったです。漫画が上手く、テンポの良さがネタ全振り話を楽しく読ませます。ちょいおまけで星4つ。
・『『真実の愛』に目覚めたとか〜』
最初、令嬢のデッサンがおかしいのかと思ったら筋骨隆々なだけだったw 婚約破棄には付き物の『真実の愛』というワードをうまく絡めてパワー(筋肉)で解決、というアイディアがすごく良かった。笑ったw それだけに後半の展開が惜しく、チャーム魔法の耐性という点に矛盾が出てしまった感があってもったいなかった。王子の性格も、子供時代と現在との違いがどうなってるの?って感じ。意外性の仕掛けよりも、王子と令嬢の関係性に踏み込んでくれたら良かったな。これ目当てに買ったのでちょっと惜しい気分が強いけど、前半がとにかくツボった。
・『魔術師の私、〜』
やらかした令息達があまりにもダメダメで、笑いを通り越してドン引き……キモいものはキモいのです。彼らにかけられたおしおき魔法が、現実の痴漢野郎どもに発動したら良いのにな!と思う点では、ちょっと夢のある話でした。令嬢ものを読もうと思っているところに令嬢じゃない主人公だったのは、アンソロの編集という点ではマイナス。
・『私をはめた元婚約者たちに〜』
これはけっこう王道な気がします。不幸な令嬢のもとに、出来過ぎなくらいの幸福。巻末を飾るにはちょうど良い。
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