そして、海に日が昇る
」のレビュー

そして、海に日が昇る

かれい煮太郎

雰囲気はよいけど…

ネタバレ
2025年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 晃太が海辺の町で家業を継いだ生活とか貴一郎との関係にずるずるしてるのはリアルで良くて、全体的に丁寧なお話で雰囲気に好感を持った。だけど、貴一郎は小説家になれたら迎えに来るっていうのが、凄く微妙だしどういう意味なの???と思った。なれなかったらどうする?小説家になれるかどうかに関係なく晃太と人生を共にしたいと思ってないのか? 長年ぶりに想いを確認したのに、またどうなるか解らない中、更に待たせるってのも酷い。賞を取るまで都会で働き遠距離になったとしても関係を切る必要ないと思うし、小説家になったとしても晃太の方は家業を続ける生活は変わらないでしょう。貴一郎は晃太のこと考えてないように見える。それで賞を取るから、凄く都合のいい展開だなって思っちゃう。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!