コミックパーティ
」のレビュー

コミックパーティ

山野でこ

キャラとお話の面白さにハマる。

ネタバレ
2025年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL漫画家同士のお話です。この面白過ぎる作品をパワープッシュで知る事が出来てラッキーでした。
漫画家のお話だけあってレビューに対する愚痴とかリアルな感じで思わず何度も笑ってしまいます。

イケメン人気BL漫画家✕マスク陰キャBL漫画家。
始まりからイケメン漫画家雷蔵の同人誌即売会にやってき来た陰キャ漫画家TOSの様子がおかし過ぎて笑えます。
吹き出しが黒でびっしりと書き込まれた陰キャならでは?の自虐的なセリフが面白過ぎます。ファンである雷蔵先生に向かって何回もタヒねと言い放ち、雷蔵先生も気になりながらも大人な対応を取り、後からこの陰キャが雷蔵先生が好きなTOS先生と知るのでした。

そこからTOS先生は仕事が見たいと雷蔵先生のマンションに入りびたり何と付き合うことに。
その後の展開も様子がおかしいTOS先生との掛け合いが面白過ぎました。

ただ面白いだけではなく、雷蔵先生がBL漫画家になった背景が描かれているのですが、リアルなゲイに対する腐女子姉の反応に傷つきながらもBLを描くことで想いを昇華させるしかなかったというシリアスなお話も描かれています。

二人のLOVEの掛け合いは面白いながらもとても自然な感じで描かれていてちゃんと萌もあり、そこも好きです。
中田さんの存在も良いスパイスになっていて雷蔵先生が嫉妬で勘違いからBL漫画風キラキラな中田さんが想像で描かれているところもウケました。

新刊も出ているのでこれから追って行きたい作品です。
取り敢えず1のみのレビュー。
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