春を抱いていた【合本版】
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春を抱いていた【合本版】

新田祐克

BL界の名作のひとつ

ネタバレ
2025年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前紙媒体で読んでいました。自分の環境の変化で漫画から離れてすっかり忘れていた本作品。ふとしたタイミングで「冬の蝉」を思い出し、調べてみると「春抱き」自体完結してる…?私は悲しいお話が苦手なのですが、レビューも読んで展開もある程度知った上でこの作品はやはり読みたいと。(ただ全て揃えるには即決できる金額ではなかったので、リブレの冊数無制限割引があったタイミングでシリーズ、関連作品を思い切って購入しました。)今、合本版1巻を読んでレビューを書いています。久しぶりに読み、携帯電話が出始めの頃なのか…と時代を感じたり、こんな展開あったなと懐かしく思い出しながら楽しんでいます。そして「冬の蝉」はやはり良いです。春抱きのストーリーに深さと壮大さを添えていると思います。二人が今の時代でまた巡り会い愛し合えるようになったことに嬉しさが込み上げてきます。まだ合本版1巻分は以前読んだことがあったので落ち着いて読めています。今後の展開が楽しみだけど怖いような気もしています。

2巻まで読み終わりました。途中からは完全なる初見です。まさかの岩城さん独立からの社長?それに清水さんの英断、カッコよすぎ!何より最終巻となる14巻の100ページを超える書き下ろしのLife line、首都地震!?と驚きました。私は2025年に初見なので、東日本大震災後に書かれたのかと少し動揺しましたが、調べてみるとさすがにそんなことは無くて。続きが気になりつつも気軽に読めない雰囲気になってきました。

aliveまで読み終わりました。覚悟はしていたのですが、放心状態というか…正直、喪失感が半端なくてしばらく気持ちが抜け出せませんでした。かと言って読み返すことはできず。最終巻の書き下ろし、ロマンティックロボティクス、afterwardがあったので、まだ落ち着いていられた方かもしれません。雑誌掲載当時に読んでいたら仕事が手に付かなかったかも…と余計なことまで考える始末。ここまでどっぷり考えてしまうのは、やはり春抱きという作品が好きだからなのだと思います。そしていろいろと考えさせられる。ただのエンタメでは終わらない作品。グダグダ書きましたが、この作品はBL界の名作のひとつだと思います。

蛇足です。alive読了後はなかなかレビューの続きを書く気になれなかったのですが、庭で蝉の抜け殻を見つけたので投稿する気になりました。
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