【全1-8セット】拝啓、地獄の王の花嫁候補に選ばれまして【イラスト付】
墨尽/渋江ヨフネ
このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いです。
美人攻め、男前受け、最高です✨
最後まで面白く読む手が止まりませんでした。
明るく男前なのに、生い立ちは途轍もなく悲惨で、感情に蓋をする癖が付いている聡一朗と、レベチの美人で冷徹な地獄の主の、笑いあり、涙ありの物語です。
自分を「おじさん」と自称する聡一朗は、自分は花嫁候補外と普通に思っていて、超絶美人の獄主のあまりにも露骨でわかりやすいアピールも完全スルー(笑)
全てのアピールが上滑りに滑っていく…(笑)
気さくでお人好しな性格の聡一朗は、鬼達を次々に籠絡させ、友達100人出来るかな?の状態(笑)
と言った風に、物語はコミカルに進んで行くのですが、後半に行くに連れ、重く深いお話しになっていきます。
盛りに盛られた、ぶっ飛び設定も含め、色々詰め込まれていて、大満足の一冊です✨
オススメします。
余談ですが、作者さん「ト」が付く名前がお好みなのかな?と。
「死んだはずのお師匠様は、総愛に啼く」の四天王の、「黒兎ーコクトー」「碧斗ーアオトー」、そして今作の、「ライト」に「フウト」に「ハヤト」…ふふっ♡
いっそ、真白はハクト、蘇芳はセキトとかアケトとか、四天王は全員「ト」縛りで、とか、つい思ってしまいました(笑)
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