つきましては、さようなら。そして、聖女は逃げることにした。【分冊版】
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つきましては、さようなら。そして、聖女は逃げることにした。【分冊版】

あづち諒

なんか違和感…

ネタバレ
2025年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインは聖女なのに、周囲からはヘイトの的。
そこに魔法で異世界(おそらく現代日本)から聖女の少女が召喚される。
よくある悪役令嬢扱いされるヒロインの話なんだけど、なんか違和感があるんだよね…。
召喚された聖女の周辺がやたらと心酔してるし、ヒロインの言動は貴族として間違ってないのに説明の機会も与えず全否定、批判・誹謗中傷…。実の兄すら召喚聖女側に乗っかる始末。
頼みの綱の婚約者王子殿下は、平和主義に見せかけた事なかれ主義じゃね?
唯一の味方は魔法研究所の職員たち。
今のところ、読んでいると原因のわからない気持ち悪さだけが残る。
最新刊が分冊5巻だからまだ序章だし、ヒロインは更なる窮地に追い込まれて冒頭の状況になるんだろう。
まだ良作とも不作とも判断は難しいので、今後の展開に期待したい。
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