このレビューはネタバレを含みます▼
1巻のイリヤとハーリドの出会いは大変素晴らしく、美しい絵柄と幼い頃のハーリドは本当にカッコよさと可愛さを兼ね備えた最強の年下攻めでした。話もイラつき展開もなく、サクサク進んでよかったです。
ただ、個人的に子供の頃のハーリドの容姿や特に目(眼光)がものすごく好きすぎて、大人になったハーリドが外見的意味合いでちょっと平凡になってしまい霞んでしまいました。
勿論彼の心根は素晴らしいですが、2巻のラストにでてきたモブのほうが目がキラキラしてて良かったぐらいです。
※イリヤは年を重ねてもとても美しくて、特に白い睫毛が好きです。
3巻ですが、イリヤさんの所の長男坊の政策があまりにも考え無し過ぎて、現国王が逝去されたとかならまだわかるんですがあまりにも越権行為が過ぎると思いました。自分がハヌ国の王なら、これやられた瞬間例えロメリダールが小国だろうが大国だろうが侮辱されたと判断して攻め入ります多分。
この先もやらかすと思うので、いっそイリヤ兄には数年で退いてもらって、息子に政治任せたほうがいいんじゃないかなと個人的に思いました。彼なら過去の負の遺産となる、Ωに対する偏見も拭い去ってくれると思うので。