このレビューはネタバレを含みます▼
主人公2人の話だけではなく全てが美しい話です。
私的に1番グッときたのはスゥヤのシーンです。
最初何も信じていなかったイリヤを見てきたスゥヤだからこそイリヤの気持ちの変化に感じるものが大きかったと思います。
イリヤも最初からずっと心から仕えてきたスゥヤを分かっているからこその下巻の感謝の言葉…
初めて信じた最初の人間…
涙無しにはいられませんでした。
その前のイリヤとハーリドが民たちの前に立っているのをみてスゥヤが泣いてるシーンもグッと来ました。
3巻のイリヤと父王の話も涙が出ました
後悔しても過去は変わらないけど、わだかまりが少し解けたようで良かった。
イリヤ、父親に認められてよかったね(泣)
誇りに思うなんて今まで蔑まれてきたイリヤにとっては1番の言葉だよね(号泣)
全てがとても綺麗なお話で読んだ満足感が言葉では言い表されないぐらいです。
出会えてよかった。
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