このレビューはネタバレを含みます▼
「恋する秘文」が出た当初からずっと追いかけて読んでます。分冊もコミックス版も買って何ならアダルト版も買ってしまいました。
もうヒャナとホトヴァが自分的どストライクで、純粋で可愛くて展開が切なくて、毎回色んな意味でぎゅーってなりながら読んでます。
ヒーローのホトヴァは王を殺害する偵察の為に行った先で思い掛けずヒロインのヒャナ(王の子)に一目惚れしてしまい、犯行後彼女に殺されたいと願いながら組織?を離叛し行方知れずになったヒャナを探します。でもやっと会えたヒャナは盲目になっていて、自分の事が分からない絶望と出逢えて再熱した抑え切れない愛しさに板挟みになりながら、ヒャナを守りたいと一緒に旅に出ます。
ヒャナは生涯愛する人は作らないと心に決めていたのに、王(父)を殺された相手とも知らないまま、ぶっきらぼうだけど優しいホトヴァにどんどん惹かれていきます。
ラブシーンの進捗は一歩一歩って感じで遅いですが、内容はとっても濃いぃし、クールな態度のホトヴァがヒャナをどれだけ好きなのかツンデレギャップに心臓持っていかれます。ヒャナも盲目なのが更に可愛さに拍車をかけてて、ホトヴァにだけ見せる一つ一つの表情が可愛すぎて、その表情にホトヴァがデレてる所がホントに最高に良いです!
絵もキレイでたまにカラーが差し込まれてるのが読者としては嬉しいポイントで、白黒から途中カラーになるだけで描写がよりリアルに感じます。
こんなに作り込まれた独特の世界観だからこそTL要素のギャップが効いてて、最高に面白いお話です。
まだまだ完結にはならないと思いますが(まだまだ読みたい)、25.8.1現在30話目でターニングポイントに来てる気がします。
まだ読んでない異世界ファンタジー&TL好きな方には是非読んでほしいです!