このレビューはネタバレを含みます▼
いつもの悪役令嬢ものかと思ってたけど。絵の綺麗さと評価の高さに試し読みして、ハマりました！
聡明な女性達。悪役令嬢ものによく出てくる庶民出身の聖女は、流石にお子ちゃまでしかなかったのですが、それに流されない、気品と教養溢れる女性達、そんな彼女達の心身の美しさを認める聡明な男性陣。脳筋と子供な男どもと、お子ちゃま聖女に鉄槌を下すあたりはとてもスカッとしました。
何より話の進め方が上手いし、それぞれの視点からのお話もとても面白い。
評価が高いのも頷けます。
本当に「揺らがない女性達」のストーリーでした。こう言う聡明で自立した人たちのお話、大好物です！
最高の悪役令嬢？ものでした。
続きが読みたくてノベルにも手を出したら、更に面白かったし、大団円。特に聖女様も、ただの馬鹿ではなく、世間知らずだっただけ、心を入れ替えることも学ぶこともできる子だったのね、と益々目から鱗になりました。
悪者が1人もいない、読後感のいいお話でした。つい徹夜で読んでしまうほどに。
次世代の子達のお話も読んでみたいですね。
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