婚約者に蔑ろにされた私は、隣国の皇太子に溺愛される
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婚約者に蔑ろにされた私は、隣国の皇太子に溺愛される

まほりろ/ぽぽるちゃ

おバカ王子から初恋皇子へと

ネタバレ
2025年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ おバカ王子の後ろ盾の為に母親である側妃が土下座し公爵家令嬢で帝国皇族であるヒロインを婚約者にして貰ったが年月と共におバカ王子はヒロインへの劣等感で性格が歪み学園に入学する頃にはクズに。一見理想的な事を言い自分に媚びる下級貴族令息といやらしいことをさせてくれる平民女の子をメンバーにして生徒会を構成。自分がヒロインに言った事さえ忘れて傲慢になりヒロインを暇人扱いするクズ達に同意し本当にヒロインが自分達より暇人だと思っていたおバカ王子。幼い頃は優しくて利発だったおバカ王子との約束の為に現実の辛さに目を瞑ったヒロインだがおバカ王子がやっと休日を掴んだヒロインとのデートの約束を忘れ贈り物の衣装にさえ覚えがなくて挙句には自分が幼い頃に送った飾りさえ忘れ最後の確認で幼い頃にヒロインが送った贈り物さえ忘れたおバカ王子に三行半を突きつけたヒロイン。平民おバカ女の子はヒロインにマウントを取り自分の方が愛されていると二人が結婚した後はヒロインに仕事を押し付けて自分達は遊び三昧の生活を送れると思い込んでいて。その日のうちに両親に婚約破棄を申し出るヒロインの話にキレたヒロイン両親は帝国への引っ越しを決意。ヒロインが望めば婚約破棄出来るという条件で結ばれた婚約だったのであっさりと通りヒロイン父親は仕事を辞め家は従兄弟に託し従兄弟の娘を第二王子と婚約させ三人で帝国へ。シスコン皇帝とヒロインラブラブの皇子の熱烈歓迎。一方王国ではヒロインに婚約破棄されたおバカ王子は王太子にはなれない上にヒロインとの婚約の真相やヒロインが皇族だと改めて説明されて本当は自分がヒロインに媚びて媚びまくって大切にしなければ王太子になれない弱い立場だと母親に明かされる。そして生徒会メンバーの悪行を知らされてメンバー達のその後の過酷な末路を知る。そして自分には四つの選択があると母親に言われ選んだのが一番厳しい道だと母親に言われる。1代限りの準男爵で結婚出来ない末路でさらには第二王子が学園に入学する前後には平民や下級貴族が入学出来ない事が決まり高位貴族からは見下され下級貴族や平民には恨まれる未来だと言われる。母親の側妃は修道院行きに。おバカ王子は卒業後に継承権剥奪の準男爵に。生徒会の引き継ぎ二週間の間に今までメンバーがしていた事をやり返される場面が。自分が彼らを傲慢なモンスターにしたと後悔。王城はヒロイン父親の派閥が皆ボイコット
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