償いの調べ
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償いの調べ

富樫聖夜/うさ銀太郎

どこまでも償いの調べ

ネタバレ
2025年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ プロローグの礼拝堂の描写がなんとも言えないエロスと背徳感に満ちていて読み進めるきっかけとなりました。点と点が繋がり、全容がわかるまでの思惑の交錯具合が良かった。ヒーローはヒロインの両親の存在が、ヒロインは姉の存在が2人の愛を妨げる障壁だったとしてお互いに告解するシーンも良いし、ヒロインに執着する理由も納得できました。ヒーローの策士ぶりも見事でした。若いのに。挿絵は好みではありませんでした。ちょっとコミカルな感じがしました。
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