断罪された悪役令嬢を助けたら、宰相閣下に求婚されました
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断罪された悪役令嬢を助けたら、宰相閣下に求婚されました

清川和泉/鈴ノ助

断罪物語のモブの二人

ネタバレ
2025年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 断罪物語のモブ役の二人がヒロインとヒーローとなる物語である。謂れなき罪で断罪され婚約破棄を宣言された公爵家令嬢は婚約破棄を受け入れると返事した後に失神で倒れてしまう。王族達は王太子の部下達に邪魔されて動けないし他の貴族達も動かないので正義感強いヒロインが動き公爵家令嬢を助けようとするも女性の力では動かせないので周りに助けを求めるとヒーローが力を貸して公爵家令嬢を医務室へと運び診察結果大したことはないとのことで安堵する二人。その時に実は勇気あるヒロインに惹かれてヒロインを見ていたのにヒロインはヒーローが公爵家令嬢に想いを持っていると誤解。その後事件の調査が行われて王太子の断罪は全て被害者ぶっていた令嬢の偽りである事が判明し王太子は廃嫡の上で騎士として辺境の地での生涯を終える事に。倒れた公爵家令嬢はそのまま第二王子の婚約者となり第二王子が王太子に。断罪されても凛としていた公爵家令嬢に憧れを抱いたヒロインは公爵家令嬢の為になる事をしたいと願う。何よりも幼少期に出会った公爵家令嬢が優しい事を知っているヒロインは公爵家令嬢の無実を信じていて自分も妹が婚約者に嘘を吹き込み婚約者と浮気されて取られたので実家に居場所がなくなった身で伯母の好意で王都に来ていたのできっと公爵家令嬢も同じ目にあったのだと感じる。王太子は貴族派が用意した野心溢れる女性を学園側から面倒を見るようにと命令されていてその中で悪女だけでなく貴族派である学園理事からも嘘を吹き込まれて正義感から公爵家令嬢を断罪したのであって貴族派に利用され王族としては致命的な疑いを知らぬ性格で。ヒーローは直ぐ様ヒロインとの結婚をヒロイン伯母家に打診するがヒロインの夢を知りまずはそれを応援し時期を見てプロポーズする事に。子爵出身のヒロインを公爵家の夫人に迎える事に反対する者もいるのでヒーローはますはそちらを片付ける。晴れて女官試験に受かり憧れの公爵家令嬢である王太子妃となった女性に仕える事になり喜ぶヒロイン。優しくて誰からの相談にも乗るヒロインは城勤めの男性達に人気でヒーローは王太子にうかうかしてられないと発破をかけられてプロポーズを決意。そこでヒーローが自分を想っていたと知り感激のヒロイン。伯母家の養子となりヒーロー家の公爵家へと嫁ぐヒロイン。ヒロイン妹が嫉妬から嫌がらせの言葉を口にするがヒーローがヒロインを褒めたので退治される。
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