拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ
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拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ

由姫ゆきこ/八色鈴

心に残る作品

ネタバレ
2025年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は切ない涙で始まり、最後は喜びの涙で終わる、心に残る作品でした。
初めて読んだ時は何度も何度も読み返し、今も涙活したい時に時々読んでます。

ヒロインの結婚は、お互いに深く愛しているにも関わらず、誤解が重なりすれ違う。娘が産まれ更に誤解が生じる中で、命を落とすヒロインと、深く後悔する旦那様。

数年後、生まれ変わったヒロインが、前世の家族や侍女と再会し、縺れた糸がほぐれて、改めて愛情深い家族になっていく様子が、心に響いてたまりません。

小説版の心理描写が、コミックでもうまく表現されていて、ホントに素敵な作品でした。
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