愚者の皮
」のレビュー

愚者の皮

草野誼

単行本化を!

ネタバレ
2014年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ して欲しいです!
てっきり単行本化しているのだと思って、読み終わったあとに本屋さんで探す気満々でした。
某ネットショッピングサイトになかったので驚きました・・・。

大作!というわけではないですけれど、男女の心理や複雑な心情など様々なマイナス感情が入り雑じっている作品です。
あよも始めはストーカー気味だったり、英馬も顔しか見てない美意識だけは高こてこてのエリート。
しかし尼寺以降にあよは成長していき、英馬もそんなあよと少なからず(嫌々ながらも)関わっていく内に段々と変わっていきます。

よくある、自分を捨てた夫への復讐劇で終わらずにハッピーエンドにいくのは凄いです。
ラストは泣いてしまいました・・・(^_^;)
ご都合主義とも捉えられそうですけれど、それだけではないストーリーの筋があります。

単行本化したら絶対に買いますので、編集部さんお願いしますー!(>_<;)
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