水の上の月
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水の上の月

つくも号

実体のない幻

ネタバレ
2025年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLジャンルだからと、何も知らずに手を出すと返り討ちに合いそうになるのがつくも号先生。
女性作家さんの描くBL漫画に慣れてる人は注意。
多くは語らず、読者に想像させる話が多いです。
本作は読んだ後、茫然とした。

白瀬にとって良きライバルであり友人の主人公も、主人公が崇拝する白瀬も水の上の月、実体のない幻だった。
お互い勝手に夢を見てただけ。やるせない…。
夢から覚めた時の2人は正反対。解放と絶望。

白瀬は最後に転校の報告をしに来て、つい弱音を吐くぐらいには同じ部活内の部員以上に親しみを持ってくれてたよ。
主人公はいいライバルだったんじゃない?
だから最後に海で泳ごうなんて言ったんだと思う。
もうプールで一緒に泳げることなんてないからさ…。

事故現場に清々しい顔で居座り続けるのは一体どういう感情なのだろう…。
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