欠月が愛おしい

ネタバレ

2025年8月11日

このレビューはネタバレを含みます▼ 欠月に感情が芽生え成長していくところがこのお話の見どころだと思います。欠月が自分の立ち位置を理解しはじめ雨流の存在を気にしだすところがなんとも切ない。自分の存在と雨流を比べ、自分よりも雨流を取り戻した方がいいという考えに至ってしまう事実が本当に本当に切ない。自分だって天陽を愛しく思っているのに。
人が人を愛おしいと思う感情はなんでこんなにも尊いんでしょうかね。天陽や欠月だけじゃなく雨流や桃華も。お話の真っ只中でこの先どうなるかも分からないのに既に胸がいっぱいです。
雨流はもちろん大切で、だけど欠月もどんどん大切な存在になってきている今の状況を先生はどうやってまとめていくだろう。ハッピーエンドとのことですが、行く先がすごく怖い。でも楽しみ！続きお待ちしております！
余談ですが私は欠月のキャラデザとかっこいいけどどこか野良のﾈｺﾁｬﾝみがあるとこが大好きです。ストーリーもさることながら絵もめちゃくちゃ好みで大変幸せでございます。
そういえばコメ数が数百あると思いきや2桁で驚きです。でも評価星4.9の方を見て大きく頷きました。この作品ならそりゃそう。
＊1巻242ページ、2巻202ページ

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しーさん

(女性/－) 総レビュー数：4件

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