どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
セレン/碧貴子/すらだまみ
このレビューはネタバレを含みます▼
まず絵に惹かれ無料の試読をして購入に至りましたが、最後までずっと楽しめました!!特にヒロインとヒロインのパパが素敵でした!ヒーローとは幼少期に既に婚姻相手と紹介されて出会い、距離を縮めていくはずだったけれど、ヒーローは王太子になるべく教育を受けており日々お勉強…なのでヒロインが遊びに来ても余り相手にして貰えず、何ならヒロインの話を聞いて勝手にヤキモチを妬いて自己完結。そして自分の殻に籠る始末。いつも険しい表情を向けられ続けてきたヒロインも次第に笑顔がなくなっていきます。なかなか6歳とは思えない幼少期でしたね。漫画とはいえちょっと無理がある気が…そんなこんなでお互成長しますが今度は急に婚約解消!?まぁ目的があっての事ですが、ヒロインは何も事情を聞かされてないのでそれはショックですよね。だって出会った頃からヒーローに恋焦がれていたのに突然の婚約解消ですもん!しかーも!ヒーローの新しい婚約者がヒロイン家と政敵の候爵令嬢ときたもんだ(>_<)この令嬢がまた性格悪し!ヒーローの前では可愛いフリして裏ではヒロインに影で嫌がらせ(´ω`)トホホ…でもヒーローも実は幼少期からヒロインの事が好きなのよね。でも背負ってるものが大きいもんで顔にも態度にもそういう面を出さずに成長。故にお互い好き同士なのに”家同士の決めた政略的な結婚”だと思い込んじゃってるからまたややこしいんだわ┐(´д`)┌ちょっとした魔法も2人は使えちゃったりするんだけど、私は令嬢に嵌められて令嬢の護衛に襲われそうになりヒロインの心が限界を迎え魔力が暴走してしまうシーンが大好き!そのシーンが泣けるんです。駆けつけたヒーローを見て咄嗟に飛び降りようとしてね…ヒロインは孤独を感じてたからそりゃそうなるよ(T^T)ヒーローしっかりしろよ!!って思いながら読んでましたwとにかく中だるみすることなく4巻まで楽しめるので是非読んで欲しい!
いいね