教育係オメガは教え子アルファからの一途な溺愛を拒めない
四宮薬子/さきしたせんむ
このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家様。デビュー作とのことでおめでとうございます🎊早速感想ですが、全体的に穏やかで良いんだけどその分メリハリに欠ける感じが惜しいかなー。ヤキモチ妬くような場面もなく。攻めが10歳から18歳になるまでつきっきりで教育係をしてたにしては2人の関係を揺るがすような大きな事件は起こらず。オメガバースのお約束、受けが薬を盛られてあわや襲われちゃうかもーはあるけど、当然攻めに助けられます。薬盛られたおかげで2人の関係が進展するかと思いきや、媚薬が抜けるまで攻めの助けを借りずに1人で耐えちゃうので…イチャイチャは最後までありません。それとシャニの師匠。ストーリー上必要だったのかな…。王族を離脱する決意を固める上でシェルターみたいなとこに行く必要はあったんだろうけど…。閨教育が不備に終わった時も、何しにきたのあなた?って感じで。飄々としたキャラは面白いけどこのストーリーにはいなくても良かったような。国王もなんだかんだ良い人でした。あんなに攻めをいじめぬいてた兄王子も途中からフェードアウトしちゃって。よく言えば優しいお話。私の好みからすると物足りなかったです。今後に期待します✨
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