このレビューはネタバレを含みます▼
確かに読んでいる最中は難解に感じる
だが読了後には不思議と満足感を得られ、思い返せば至極単純な話と理解できる
互いの親が再婚し義兄弟となった二人
幼い頃から孝に執着し続ける勉
バース性に囚われΩだけを望む孝
そして
ΩΩであるが故に、子がなかなかできず人生を足踏み状態の太郎とナナセカップル
四人の話ではあるがキーマンは孝の両親(主に母)
佳境色々起こりますが
最後はちゃんとハピエンです
追記ですが太郎の子はちゃんとナナセが親かと
諦めずにいたお陰で無事二人の子を成せたと私は思っています
ナナセにはその後10年孝と奮闘するくらいの気概も見られましたしね
運命を選ぶか自身の心を選ぶか
他者に身を委ねるか自身で道を切り開くか
どのオメガバ作品でも言わんとすることは同様のはずなのに、こちらは他と違う味がありました