このレビューはネタバレを含みます▼
高校教師笠井と、元教え子で今は同僚となった加藤の恋物語。
笠井先生ってまだ若いしカッコいいしモテるだろうに何故こんな枯れてるんだろう。大学時代に彼女に二股かけられたのがトラウマとか?
何が理由なのか分からないけど本当なら彼女がいてもおかしくない素敵な男性がずっとフリーで居続けてくれたという加藤にとっては実にラッキーな設定(笑)
加藤は高校生の頃から笠井を慕っていたけど、当時はまだ控え目で可愛らしかった。それが再会時は随分突き抜けちゃったもんだなと吃驚した。同棲していた彼氏をこんな簡単に切り捨てることが出来る子なのか。笠井への甘え方も正直最初は高校時代のように素直に「可愛いな」とは思えず、どこで覚えたんだそれって。(たぶんハプバー?というかハプバーの意味が分からず調べちゃったよ)
加藤は結局ずっとずっと笠井が好きだったんだね。卒業しても忘れられず、でも諦めなきゃと必死で、寂しさを埋めてくれる人や場所に縋っていた。あまり褒められたことじゃないけどそうするしかなかったのかなと。
それが再会。加藤の恋心はあっという間に再燃焼。他の男性と笠井とでは全く想いの強さが違くて(笠井に「怖い」と思われるほど)、嘘偽りが無いのは分かるので頑張れと思った。ここまで一人の人を強く愛せる加藤が羨ましいとも思った。
が、笠井のスタンスは加藤が高校生の頃と全く変わってなかった。当時から私笠井先生大好きでした。表情筋死んでるけどw薄情ではなくて、加藤からの気持ちも上手に(でも毅然と)かわし、あくまで教師と生徒として進路の手助けもした。
再会後もどんなに言い寄られても拒否。本当に迷惑そうな顔で(笑)、結構冷たい言葉を遣ってるのに2人の間が全然重苦しい空気にならないのがすごい。ゲイとノンケが簡単にくっつく漫画の世界で、ここまで姿勢を崩さずいてくれるのがいっそ清々しかった。
それがどうハピエンになるのか、ですね。
字数制限迫ってきたので気になる方ぜひ読んでみて下さい(笑)
最後まで自分の気持ちに正直に、誠実に加藤の気持ちに応えてましたよ。加藤の「俺のこと好きですか」に対する笠井の言葉、私は感動しました。