このレビューはネタバレを含みます▼
最新巻6巻まで読んで、ようやく、ほんとにようーやく! あーって、始まりはそういうことだったのかと。すとんと落ちてきて、私の苦しかった胸の内が(←かほ目線)、成仏した瞬間だった。あきらサイドで見ても、覚悟決めたな、って完全に中に引きずり込まれて、ゾーンに入ったかのように雑音は何も聞こえなくなって、ただただ私自身もバーの前の階段の踊り場で、ふたりの中に交互に入って互いの息づかいまで感じて、、、さらけ出すことを決めた泰の愛の言葉は、刺さる。昂ぶって、あふれたかほも同じく。
ごまかしも嘘っぽさもない、作者の、リアルな洗練された言葉選びと画力がとにかく最高。