このレビューはネタバレを含みます▼
夏を舞台にした、男子高校生二人の青春ストーリーです。映画が趣味で親しくなった友人の渉に片想いをしているモテ男の佐伯。佐伯からまさかの告白を受けて驚く渉…。渉には何も望まない…、その代わりに自分にとって特別な映画「白日の海」の聖地巡礼に一緒に行ってほしいと言う佐伯。夏休みに二人は聖地巡礼に向かいます。その後、何も言わずに転校していく佐伯。引っ越し先も知らされずに、突然の音信不通…放り出されたような気持ちになる渉。夏が終わり2学期が始まり1カ月ほどたった頃、佐伯から1通の手紙が届いて…。明かされる幼い頃の二人の出会いや、佐伯の渉への痛いほどの想い…。佐伯の思わせ振りな態度などにやっと合点が行きました。消印から当りを付けて、佐伯に会いに行く渉の行動力が良かった！ 会ってすぐに佐伯を一発殴りつける渉がカッコいい！ 素敵な映画を見たような気持ちにしてくれる作品でした。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG