鬼滅の刃
」のレビュー

鬼滅の刃

吾峠呼世晴

マンガも映画も魅力的です

ネタバレ
2025年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無限城編の映画を観てきました。 今までアニメ、映画どちらも観ていなくて今回が初めてでしたが、世界観にどっぷり没入できて最高の体験でした! 実弥さん、義勇さんという推しもできたので、次回の予習もしたく、無限城編からラストまで再読しました。

最後までページをめくる手がとまらず、一人ひとりの想いに触れて胸熱になりながら読みました。
つらくて悲しかったのは、強すぎる鬼と戦う手段として、自らの死を覚悟した(あるいは内包した)戦いを選んだ人たちが少なからずいたことです。どうしようもないことだとしても、「生きのびる道を模索してほしい」と声をかけたくなりました⋯。しかしある日突然、理不尽に大切な人を奪われたら何としてでも無念を晴らしたい想いに行き着くかもしれません。堂々めぐりで考えてしまいます。(最終巻に生きたかったけど選ばないといけなかった、それよりもつらいことは選ぶこともできないこととありますね。)

それでも、大好きな作品であることは変わりようがなく、このような作品を同時代に日本語で読むことができる幸せをかみしめたいと思います。
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