后と河(分冊版)
」のレビュー

后と河(分冊版)

山中ヒコ

関係性も好きですし河川への理解も深まる

ネタバレ
2025年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ (10話まで読了)単行本1巻になるのは待てたのですが、その後はもう待ちきれなくて単話を追ってしまっています…後悔はありません。
過去の偶然の出会いから王佳に心寄せてきたけどその発露がわかりづらい皇帝(皇帝という地位ゆえにでしょうが)と、河川にしか興味がない王佳が絆されていく様がたまりません。
個人的な好みで最後に「実は昔から好きだった」エピソードが出てくる話だと後付け感がすごくて好みではないのですが、皇帝は早々に教えてくれたのでその辺りも心安らかに読めました。
視察に行った河川の問題も気になりますが…今その辺にある川も、ただあるがままに流れているわけではなく昔の人が住みやすいように治水工事で堤防を築いたりしてくれたのだなあ…としみじみします。
周りのキャラクターも好きです。小梅とパンダのホンホンはかわいいし、端正どのと真単どのがどうにかなってくれたらこちらもかなり好きなんですがどうにかなる余地あるのだろうか…
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