このレビューはネタバレを含みます▼
無能つづきゆえ地位が埋没した家から、なぜ突然優れた三兄妹（兄と双子姉妹、特に主人公）が生まれてきたのか、まったく説明がないままなのがいただけません。じつは隔世遺伝で何世代かおきに…みたいな理屈づけを匂わせるエピソードも一切無し。それでとにかく超絶すごい主人公の活躍を楽しめ、無能両親のざまあに喝采しろ…というのはちょっとムシがよすぎるのでは？ そのあたりが気にならず、そういう設定なんだ！って素直に受け入れられる人にはいいと思いますけど。
これだけ話数を重ねているのに、未だにヒネたままの主人公が離婚リコンと判で押したみたいに言い続けてるのも嫌気がさしてきた（ちなみにこの作者さんの主人公はみな「判で押したみたいに」性格設定がおんなじ）。このまま押し進むなら、もう次は買わないかも。
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