このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインを好きになれず、4巻で挫折しました。
自分を助けてくれる白馬の王子様を能天気にただ待っているだけの白雪姫と同じ。理不尽な仕打ちを受け入れて耐えようとするわけでもなく、かといって抗おうとする気骨も全く無く、最初から他人を当てにして自分の不幸をグズグズと嘆いているだけ。待っていたヒーローが現れた途端、「花嫁」も「実は本当の聖女だった」も「自分のために用意された素敵な部屋」もアホみたいに受け入れて喜ぶ。
こういう人間にはなりたくない、としか思えないヒロインでした。
続きはもう読みません。