最後の肖像
」のレビュー

最後の肖像

本間アキラ

どちらも良かった

2015年2月15日
兎虎の後に読んだため絵柄が大分違ったので驚きました。2つの話が収録されています。表題作である最後の肖像は、親の敷いたレールを歩かなければならない葛藤と、姉の婚約者に報われない恋心を抱く葛藤が描かれています。最後の2人の表情がとても印象的でした。もう1つの天国への階段は、死刑囚の話です。タイムリミットが迫る中、2人の心情の変化を追って読む事ができたので読みやすかったです。
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