夜をこえて、ふたりで【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
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このレビューはネタバレを含みます▼
「朝が来たら、ふたりは」の続編なのに気づいていなかった…。不覚です。
「夜をこえて、ふたりで」タイトルも踏んでるのにチェック漏れで出遅れました。。
勿論話はその後…。
今回はそれぞれに当て馬も出てきて…?
でも学生時代の引き摺った想い人というのはイヤですね。ちょっと相手がこれじゃあ悠介くんが可哀想です。でも、やっぱり彼は強い。とにかくこんなにまっすぐな強さを持った素晴らしい子を逃すのは馬鹿だぞ!藤井っ!っと勝手に林さんになって叱咤してました(笑)
それぞれの実家に行って、ご両親共対面。
それぞれのスタンスで子供に向き合っているけど藤井家も甲斐家もそれぞれで…。
自分の子には幸せになって欲しい…。この根底は変わらず接した結果が両家の距離感なのかな…。
2人の恋愛模様なのだけれども、社会の中でマイノリティであるが為の生き辛さ、家庭内での両親、兄弟との理解や溝。また松岡くんが提起してた「子供を持つ」という選択肢…。
「誰かと共に歩む」というのは選択肢が無数にあるんだな…と、平和ボケしている頭を蹴られた感じでした。もう…本当に奥が深いです。
一生を追いかけていきたい推し2人ですが、怖いと思う気持ちも半分…。
次回作、楽しみにしております!
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