私と猫と二十歳の君と
」のレビュー

私と猫と二十歳の君と

あさひよひ

涙がとまらないです。

ネタバレ
2025年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャンペーン期間でたまたま巡り合った作品で、割引になるなら…と試しに一巻購入。
一言で「全人類、一度だけ読んで!(懇願)」
それくらいすばらしい作品です。心が澄んでいくような心地よさがあります。
BLジャンルでショタや年齢差は苦手なので自衛していましたが、これは十代の若いふたりがやり直す温かい陽だまりのようなBLです。スケベだけがBLではない!
この主人公の麟太郎…とんでもない頑固無愛想なおじいさんで救いようがない!と感じましたが、誰にでも麟太郎は居ると思うんです。昔はもっと笑ったり楽しく感じていたのにだんだん大人になって心も感情も固くなって。
紫耀くんは本来の麟太郎を知っていて、もっと世界は広いと思い出してほしいと過去約束したノートの内容を実行していきます。
途中、麟太郎がわからず屋でケンカしてわたしが平手打ちしたかったくらいですけど、ちゃんと気づいて謝って…麟太郎はさみしかったんだよね。紫耀と離れたくなかった。
あまりネタバレはつまらないレビューになるので割愛。
また生まれ変わっても…輪廻転生してふたりがまた同じ時代をともに歩めますように。
そして、今しかできないこと、やりたいことは皆さんも実行してほしいです!
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