虹を映した水晶のよう

本当に美しい物語でした。なんだろうな、言葉に表せないんだけど、虹を映した水晶とか冬の終わりの暖かさをまとった風って感じ。きっと読んだ人には共感してもらえると思います。冷たく振る舞ったり距離を置いている裏には本当に心の底から相手を思っている人以外できない優しさがある。この物語を読めるんだから、人間ってやめられないよな。（←何様？）一周目読んでその行動の意味を知り、二周目で全てが繋がり、三周目はもう涙なしでは読めません。正直今タイトル見るだけで結構きつい。ぜひ全ての方に勧めたいです。あなたもこの沼に落ちませんか？この沼は世界で一番透きとおっていて、温かくてもう抜け出せませんよ。この物語を紡いでくれた作者さんに感謝。出会わせてくれた運命に感謝。もう全てに感謝。本当にありがとう、一生大好き！