このレビューはネタバレを含みます▼
攻めは王弟の大公、戦績で勲章があるので王の次に身分が高いエセルレッド様。受けは庶子で伯爵家から虐◯されていた22歳シリル。試し読み時点では無邪気系受けであまり好みじゃないな〜と思って購入を躊躇っていましたが評価&作者様買いです。でもシリルが予想よりずっと強かで良かったです!
タイトルの割にエセルレッドは最初からシリルには優しいですが、その他のメンバーからのシリルへの迫害がネチネチかなり長い間続くのと、シリル自身が鈍感・天然・思い込みが激しすぎて迫害も容認するところに読者としてキリキリはします。従妹が堂々と「奥様」と呼ばれてる異常性さえ受け入れられてしまうとは…そしてそんな状況になっていることを見抜けなかったエセルレッドが間抜け野郎になってしまうわけで…。(でも嫌がらせなのに温かいスープを出すんだ…とは思った笑)
シリルが天然なだけではなく強くあろうとする姿、エセルレッドを守ろうとする姿が格好良かったです。逆に権力も武力もあるスパダリなエセルレッドが意外と情けない面もあったのがキュート。
断罪よりもシリルの凄い覚悟の方が印象に残ったからもっと悪者共を痛めつけて欲しかったな