ヴィンランド・サガ
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ヴィンランド・サガ

幸村誠

うーむ

ネタバレ
2025年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時は10世紀前後、ヴァイキングが猛威を奮ったヨーロッパが舞台の作品
父親を殺され、仇敵のヴァイキングの一員として戦場に明け暮れながら仇討ちを狙う主人公
少年期の緊迫した戦場での世界観
農業に勤しみながら虚脱感、良心の呵責に苦悩ののち、不殺を誓い新天地を目指す青年期
壮大なスケールで描かれる心打つ作品だとは思う
ただ、少年期の世界観を期待して読むと作風変わりすぎに感じる
苦悩する心理描写を繊細に描かくためか、農業シーンが延々と長い
バトルシーンばかり見たい訳ではないが、不殺の道を選ぶ主人公には侵略が日常であった10世紀のリアリティが感じられなくなり...
殺伐とした少年期が苦手な人には良いのかも。
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