このレビューはネタバレを含みます▼
もうもう感情がどっと溢れて、何度目が溶けてなくなるかと思ったか。嗚咽だして咽び泣きながら小説読んでる母親を見て子供が目を逸らしてました。
ものすごい壮大なストーリーです。それはそれは一つの超大作映画を見たかのように、怒涛でした。利己的な愛とソラは言ってましたが、シゲンただ1人に注がれる利他的な愛だと私は捉えました。シゲンの「ただ幸せを願う」為に起こした数々のソラの命を顧みない行動に、ひぃひぃ泣きながらソラの幸せを願ってました。シゲンの過去が本当に辛い。兄弟、子供を呪いで殺され葬る地獄を何度も味わっていたジゲン。辛すぎて胃がギュッーっとなりました。呪いに固執するジゲンと解呪の大切さを説くソラ。2人の気持ちがとーってもよくわかって辛かった。ソラが解呪しきれず呪いが足の裏に来た後のソラの健気な行動ったら、、、。私あかんねん弱いねんこの健気に思う無償の愛を注ぐけど黙っとく感じ。洞窟の包帯ぐるぐるソラ見て嗚咽、目眩、動悸、息切れ救心、求心〜。
シゲンがやっと全てを手放して、愛し愛されることが出来る事に心が満たされました。来世で会えなくても、今世であなたを愛し愛された記憶だけで、幸せに行きていける。レビュー書きながらも泣ける。来世で会えますように、私も願うわソラくん。究極の愛ですな。
冒頭で出ていた前世で土の呪い窒息で亡くなった赤ちゃん。シュリだったらいいのになって思っちゃいました笑。素敵なご両親で政治などの絡みもなく、自由に生きてほしいなって。んなわけないかw
や〜こんなに終わってほしくないと願った小説はないです。最高ぉ〜！作者さんありがとう！！
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