このレビューはネタバレを含みます▼
絵は綺麗ですが、受けの顔が苦手でした…。なんか古臭くて…。この作者さんは北九州?の方言をよく使うようで苦手なのですが、今回受け側が標準語なのでなんとか拒否感なく読めました。
でも医者としてのトラウマにすごく共感できたし、自分の道を自分で見つけていく精神的成長も見られていい作品でした。(トラウマの回復そんな早くできないとは思うけど)
医者が反社のイロとか現実では絶対あり得ないですけどね。私の場合は(ファンタジーだなぁ笑)で割り切れました。それにバレて医者辞めることになっても受けならなんとか生きていくでしょう。反社と深い関係になった時点でいつそういうことになるかもしれないという覚悟はできてるだろうし。(田舎設定なので尚更バレそう)ただ話的にはBLじゃなくてブロマンスで良さそうだなと思いました。
あと出会いから落ちて落とされるまでが現実味がなかった部分がちょっとあったかな。
あとがきにあったタイトルの意味は素敵で、攻めにとって受けが救済になっているんだなとじんわりしました。
いろいろ書きましたが、不思議な読後感のあるいい作品で、これから何回も読み返すことになると思います。
続編あるみたいなのでうれしいです。