このレビューはネタバレを含みます▼
2026年電子コミック対象の候補でお試しで最後まで読みましたが、え、これが候補作?というのが正直な感想。まず最大の違和感はタイトルと内容の不一致さ。2人の可愛い絵柄やほのぼのタイトルと、ストーリーのミスマッチさに逆にド肝抜かれた。かなりドロドロでホラーチックな場面がありますが、タイトルや表紙はかすってもない。結局、龍神伝説はどういう事だったの?岩が割れて不吉なモノが出たんだろうけど、母親がおかしかったのは、龍仁の言葉にもあるようにそのずっと以前からのはず。しかも原因は母親の実母の事件でその恨みは解決されてない。その母親の件を含め、タイムリープや龍神伝説やトカゲの謎や途中から出て来る後藤の事件や龍仁の父親の件など、全てのエピソードが突然で何の脈絡も伏線回収に繋がるような関係性もなく、何も解決されずそのまま放置された印象で納得できずモヤモヤが残る。そこにまた急に2人のラブ要素が入ってきて、もう何が何だか理解不能。内容がブレブレで、ストーリー重視派にはキツいかも。私の理解力不足かもですが、かなりの消化不良。読み直そうと思うほどのキャラやストーリーの魅力も感じないし、評価を下げてすみませんが、私には合わなかったようです。