今宵、ロレンツィ家で甘美なる忠誠を
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今宵、ロレンツィ家で甘美なる忠誠を

八橋はち/深見アキ/冬臣

物語は、足りないくらいが丁度よい

ネタバレ
2025年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 八橋はち先生の絵が好きです。
短編『余命宣告からはじまる婚約者様との最後の1年』で一目惚れして、こちらの作品もまとめて全3巻を購入。
物語は黄金瞳を持つオッドアイのヒロイン=リタが人身売買の現場からマフィアであるロレンツィオファミリーのボス=アルバートに買われ、アルバートの花嫁となることを求められるところからスタート。
不本意な出会いと何を考えているのかわからないアルバートを信じきれず、最初は戸惑うリタですが、日々の暮らしや事件の中で2人の距離は徐々に近づき、互いに側にいることの心地よさを感じる関係に発展。
幼少期に親から離れて養ってくれた老女とも死に別れ居場所を失くしたリタと血の掟で結ばれた結束の固いファミリーの中でボスとして傅かれながらも出生の疑惑からファミリーの構成員たちと距離を置くアルバート。
居場所がないこと、孤独であることという2人の恋模様。
リタの誘拐、奪還があって、お互いの気持ちを確かめあって物語は穏やかに幕を閉じましたが、もう少し先まで見たかったというのは読者の我儘でしょうか。
綺麗な作画に綺麗な終わり方だったので足りないくらいが丁度よいと思うことにしておきましょう。
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