ながたんと青と-いちかの料理帖-
」のレビュー

ながたんと青と-いちかの料理帖-

磯谷友紀

お腹の音が止まらない🤤

ネタバレ
2025年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー様のレビューに惹かれ、無料分が多いこともあり3巻まで拝読
戦後まもなくという設定がいち日の実家である料理亭に多大な影響を及ぼしていて、戦争というのは住民の隅々まで影響を及ぼしているのだろうなとなんだか感慨深い気持ちに

話はいち日の実家である料理亭が破綻寸前であることで、歳の離れた周と政略結婚をする所から始まります
歳の差は15歳でこの時代からすると親子のように離れていると言っても過言ではないほど
そして周がとことん掴めない男
物事はずばずばと言うし、いち日の癇に障ったことは一度や二度ではなかったのです
まあ言い訳ばかりが上手で影で色々やらかしている男よりかは何倍も誠実なのですがはたしてこの夫婦上手くやっていけるのか?と読者としてはハラハラドキドキ

最初は距離感も掴めず周の考えていることがいまいち掴めなかったいち日でしたが、色々な出来事を踏まえていく内にどんどん距離が縮まっていくのが見ていて初々しい…!

いち日も料理亭の長女とあってか責任感が強くThe・頼りになるお姉様!
料理の腕も完璧で、そんないち日がつくる料理など涎が止まらない🤤
特に卵料理が本当に美味しそうでいち日が得意料理と称する通り、絵からでも伝わる卵の艶やふんわり漂う甘い香り
ああ美味しそう…🤤🤤
レシピも丁寧に載っていて料理の腕が破壊的な私も思わず作りたくなってしまいました!

ストーリーも面白くあっという間に3巻拝読
ぜひともたくさんの人に読んでもらいたいような、素敵な作品でした☺️
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