このレビューはネタバレを含みます▼
思春期に恋愛事で笑い者にされるのって、本当に心の傷になるんですよね。
自分にもそういう事があり、主人公と重ねてしまった。
多分主人公はハルくんの事気になってたよね。気になってた男子にされた事って一生忘れない。
誤解だって分かって良かったけど、その時の傷がなくなるわけではなく、その時に臆病になってしまった心は、誤解だったからといって元には戻らない。
そんな心理描写を丁寧に描いていて、心に刺さります。
イジメもそうだけど、大人になったから許せない人間は狭量なのか？
そんなところにも問題提起していて、いい作品です。
歩んできた世界がここまで違い過ぎると、この先も相当2人で頑張らないと、同じ世界を生きていくのは難しいのではって思ってしまう。
しっかり話し合っていかないとね。
言葉が足りないとあっという間にすれ違っちゃう。
ちゃんと2人で幸せになってほしいな。
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