約束の地
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約束の地

えみこ山

1997年初版の作品集

ネタバレ
2025年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 189ページ。
理屈屋にはハマれず、中立の星3つ。
短篇+表題作(本の半分くらい)の作品集。
1997年初版で、あの頃のウィングスを懐かしんで購入してみました。初読み作家さん。
叙情寄り、かついささか作者さんの自己満足感が強い印象で、商業作品として「初見の読者に見せる」技術が弱かったように思います。
特に表題作、ページ数に対してキャラクターがバンバン出てくるのですが、それぞれの印象が弱く、「この人どこでどう出てきた人だっけ……」みたいになってしまって作品に没入できませんでした。物語的には、戦前のレトロな雰囲気の中での悲恋もの。身売りされた不遇+病気+裏社会、という盛り盛り設定にノスタルジーを感じました。
同録の短篇はいずれも現代もの。
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