ザ・ファブル
」のレビュー

ザ・ファブル

南勝久

味わいのある男

2025年9月26日
無料キャンペーンでかなりの巻数を読めた時期があり、その時に読んで面白かったのと、割引で安価になっていたので数冊購入。以来、割引クーポンが出た時に少しずつ揃えていっている。
登場人物が皆、現実味と重量感のある顔なので、暴力的な描写はかなり迫力がありコワイ。その中で主人公アキラは、それほど迫力を感じない。プロの殺し屋は強そうな気配を消せるから、らしい。一重まぶたの、なんとも味わいのある顔立ちで、読み進むうちにカッコよく見えてくる。
ヨウコの性格がはじけている。目を付けた相手を酔っぱらわせて楽しむ場面は面白いけど、汚くてちょっと苦手。お店のマスターは迷惑だろうな。いつもダラダラしてるけど、強い。いつ鍛えているんだろう。
次々と冷酷?な人物が登場する。組に所属する人間は、常に先のことに頭を働かせていないと足元をすくわれる。気を抜けない。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!