吾心を食む紅 【電子限定特典付き】
」のレビュー

吾心を食む紅 【電子限定特典付き】

五月女えむ

待ってました鬼兄弟スピンオフ!!

ネタバレ
2025年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 念願の鬼兄弟本〜!単行本派なので連載中読んでたらもどかしかったなぁと思いました。

ストーリーに入り込むためにお母さんの話しは必要だったかもだけど長かった。母様は美しいけどね。兄弟の絡みよりもその周辺の出来事が中心なので、とりあえず上巻は兄は弟にベッタリてことはわかる。下巻に期待しよう。
兄の黒目が弟の望む色に変わる時どこかたんたんとした2人の絡み方が熱を出して行くのかな。鬼だからあんなんなのかな。黒目を見たときの弟の切なさがたまらんかったです。願わくば預かってる鬼の従者は表情が豊かだからその豊かさを兄弟も出してってほしい…な。
弟の兄のときと他人のときの口調の違い、他人のときのくだけた口調が好きです。なんかイイ…。

途中までだと弟の自作自演かみたいな見せ方で最後、あそゆことか。てなったあとに最初から読むと弟の小さな行動に納得。とかげもねずみもスパイ?踏まれたのお前か?
ささいなことですが。弟が指噛まれた時シーツ掴んでる手が同じ右手で噛まれてるのが右手で??てなりました。→悪い見方でなく、こんだけ描き込み細かくて凄かったらこんなこともあるよなと先生の心配をしてしまうんですよ。着物とか薬の調理とかカステラとか、3回読んでも細かいとこ探し楽しいよ。
あぁ兄が弟の想いを100倍超える勢い見たい。個人的に弟→→→→→→←←←兄と感じた。足りない、黒目の兄じゃ足りないのよ…下巻がめちゃ楽しみです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!