毒を喰らわば皿まで
」のレビュー

毒を喰らわば皿まで

十河/斎賀時人

特殊性癖が多めだった

ネタバレ
2025年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣●はかなり特殊性癖だと思うので、苦手な人は大丈夫かなとちょっと思ったのでレビューしておきます
特殊性癖ネタが多い割に、情緒たっぷり湿っぽいて感じではなくてかなりサラッサラなドライな文体でしたので読みやすくはあるのかな?

最初は一巻完結予定だったのかな、めちゃくちゃ駆け足気味無前半でぎゅぎゅっと詰め込まれてました、
1巻の内容じっくりやろうと思ったら多分何冊もかかると思います
一番ドエロ本みたいな設定もりもりなのマラキアではないですかね
彼メインの話が読んでみたいなと思いました

メインキャラクターたちの感情的な浮き沈みが薄いのも結構気になりました
主役カプの攻めが道徳的にありえないことを飲むほど惚れるきっかけの描写もないし
元ヒロインはアホなキャラになってしまっている

主役が元々働いていた悪事もそのまま放り投げられた感じで
そういった意味で緻密さとか伏線回収とかはなかったですが続編でその編ほじくり返したりはあるんでしょうか??
しかし続編が読みたいほどではなかったです
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