悪魔はゆりかごを唄う
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悪魔はゆりかごを唄う

うめーち

ゴロモン(2巻)はアカンてwww

ネタバレ
2025年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分もゴロモンみたいな顔ですが、カリーナぶっ飛びすぎて笑ってしまった。好きになっちゃう。めーーーーっちや面白いね! 肉体から悪魔云々とか、見た者に感染するとか、悪魔憑きのビジュアルも古き良き昭和のエクソシストテイストですな。令和はもうちょっと洗練…というか、統計化されてる気がする。昭和の民だから懐かしさがすごい。と思ってたけど、エクソシストに浄化された人の“その後”が描かれていて、そっちはめっちゃ衝撃的なオチかも。そして、ムチムチパツパツに成熟した肉体美と、アンバランスな兄弟のメンタル。兄は自責、弟は子供のまま時間が止まってしまっているのがまたエモい。兄弟って血の繋がった他人なんで。血に、何か特別なものを見いだすのは中国や東アジアに広まった儒教の影響なんですね。日本はキリスト教に馴染みが薄いので、バチカンと言われても、あんまりピンとこない。聖水と言われても、某○ウム真理教の教祖の浸かった風呂水か?て思ってしまう。バチカンに信仰性よりもファンタジー色を濃く感じてしまう国民性のジャパン。ファンタジー的キリストの奇跡とかを、そのままオカルトに昇華したのが悪魔退治ってわけ。そこにアジア的兄弟節を足されると、最高なんですよね。いや~、兄弟って本当に最高ですね(淀川長○さん調)。【追記】3巻読了。面白かった。だいぶ急ぎ足ではあったと思う。もっと時間をかけて展開する予定だったんだろうな、と。でも、伏線やら何やらを余すことなく全部回収して終わっていったので、読者として満足です。唯一あるとすれば、もっと読みたかった。続きクレヨン、の気持ち。シーカのクレイジーサイコホモもっと見せて欲しかった。最後の墓とか設定的に、続編あるでしょ。絶対あるょ。人間は過ちを繰り返す生き物だから。掘り返すな、と言われたら掘り返すんだよ。続編では兄弟一緒にフレンチトースト食べられると良いね。仲良くしてクレメンス。あと、ヨーロッパ圏のフレンチトーストはカチコチになったバゲットをやわらかくするための飯なので、食パン(イギリスパン)で作るのは日本風ではないか、という気がしなくもない。イタリア人じゃないから知らんけど。さて、チッチ兄弟気分を味わうためにゴロモンはサイゼに行くとするか。
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